今や株に関する情報が多く出回っているので、株を始める株初心者が増えてきています。しかし正しい情報を持っていないとリスクを背負う可能性があります。株の光と闇について斬りこみます。

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2016年12月の記事一覧

仕手株は一歩間違うと危険

仕手株は一歩間違うと危険です。普通の投資家は手を出さないほうが賢明でしょう。そもそも仕手とは能のシテ方、つまり主役に由来するとも言われていますが、決して良い意味ではなく、むしろその反対です。仕手のもともとの意味は仕事をする人、程度の意味ですが、いわゆる裏の仕事をする人、闇の仕事をする人という意味と思っておけばよいでしょう。
実際に株の世界で何をしているのかというと、それなりの資金を背景にして、相場を自分の意図通りにあやつり、市場を翻弄させます。市場が熱くなって混乱しているうちに、自分自身は頃合を見計らってさっと取引を終了し、自分は大きな儲けを手にして去っていくのです。残るのは混乱した市場、仕手の儲けの代わりに損をした市場参加者の山ということになります。
この仕手にかかった株は、普通ではない値動きを見せるようになります。それまでずっと低迷していたものが、突然高騰したりします。そのような値動きを見せると、素人は混乱します。この企業に何か隠された成長の源泉があったのか、何か重大な発表がなされたのかといったようにです。さらに、いわゆるバスに乗り遅れるな的心理も働きます。この流れに乗り遅れては大きな儲けの機会を逃してしまう、まだ安いと思える今のうちに買っておかねばという心理です。これがまさに仕手の思うつぼなのです。
自分の動きにつられて他の市場参加者も買いを見せるようになってくると、もう自分は動かなくても株価は上昇を続けます。しかし、もともとは実体が伴っているものではなく単に踊らされているだけですから、そのうちにみんな疑問を持つようになり、株価の上昇が止まってきます。ここで再び仕手の登場で、一気に売り抜けて莫大な儲けを手にするのです。株価は暴落し、あとには呆然とする市場参加者が残ることになります。

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